資本主義とは?実は明確な定義がない「資本主義」を具体的に!

資本主義を考えてみよう!

資本主義については多くのメディアで取り上げられています。

「資本主義とは資本家が労働者を雇い、経済活動を行う事で利益を生み出す行為」こんな感じで書かれている記事が多数だと思います。

しかし、この考えは浅はかです。

では本当の資本主義とは?

実は資本主義の明確な定義はないのです。

 

そのため経済学者によっても全く同じ解釈ではなく、それそれの考え方によってとらえ方が多少異なります。

 

本来の資本主義は「生産⇒利益⇒再投資」が基本です。このフローが資本主義だと解釈して良いと思います。つまり経済を回すことが大切です。

ポイントは得た利益を再投資です。(後に述べます)

 

しかし、昨今は利益を投資に回さず、内部留保として企業は資金をため込んでしまいます。

これでは資本主義の概念自体が崩れていまいます。

 

そう考えると資本主義とは一種のイズムと言った方が正しいかもしれません。

利益を再投資して経済を回すことで「将来が今より良くなる」というイズムがあって成り立つ経済活動こそが「資本主義」です。

それこそが資本主義の醍醐味ではないでしょうか。

 

資本主義最大の問題は格差

資本主義の誕生によって格差が生まれたと言われています。確かに格差が生まれるのは必至です。しかし、格差の広がり・大きな格差は本来の資本主義構造のゆがみによるものだと考えます。

その格差の是正を行うために「富の再分配」が行われています。

富の再分配とは
企業や富裕層の資産や所得に対して累進的に課税をし、社会保障などに割り当てます。また、公共事業で雇用を創出する(所得再分配)

 

上記(資本主義を考えてみよう)で述べたような利益の再投資すれば、今のような格差の広がりはなかったと感じます。

格差が広がることは資本主義社会の限界を意味していると考えます。

 

ポイントは富裕層のお金の使い方

ここでA,B,Cの例を考えてみます。

 

A
ある富裕層が言いました。「私を感動させたら100人に1億円ずつ支払おう(計100億円)」すると多くの人は歌を聞かせたり、パフォーマンスを行い1億円をゲットしようとするでしょう。

お金が入れば好きな物を買ったり、好きな事をするでしょう。旅行に行ったり、家を買ったり車を買ったりギャンブルしたり。もしかすると投資に目覚めるかもしれません

B
1人の富裕層が100億円の資金で売られている物を買い占めました。例えばお米を買い占めたとしましょう。

C
100億円持っている富裕層や企業が不景気や災害を心配してお金を貯めている。

 

するとどうなるか?

 

このA,B,Cの例を比べてみます。同じ100億円を使っていますが、市場に与える影響は真逆です。

Aでは資本主義の醍醐味であるお金の流れが活発になり、市場は賑やかとなります。ダムを無駄にせき止めることなく、本来行き届く場所にお金が流れていく。

しかし、Bでは逆にお米の買い占めとなってしまうため、まるで市場に穴が開いたように経済に不均衡が生じます。流通に混乱が生じ、経済鈍化を助長するでしょう。昭和で起きたオイルショックが良い例だと思います。

Cではお富裕層・企業がお金をため込んで本来の流れを止めています。血管が目詰まりをしたら、うっ血して末端に血が行かなくなるのと同じ原理です。

詳しくはこちらも記事を参照してください。

 

お金を流さないから格差が生まれます。

この不均衡は今後さらに加速すると思います。

なぜ不均衡が起こるのか?それは将来の不安があるから、もし未曾有の不景気がきたら・・その不安が自分のところにお金をため込むという心理状態となります。

 

「資本主義の限界・・」

 

資本主義経済の良いモデルはAmazonだと思います。

良くGAFAと呼ばれる巨大IT企業による独占問題など言われます。

1場面を見ると確かにそう見えますが、Amazonは利益のほとんどを再投資しています。税金対策との意見もありますが、再投資することで他の企業にもお金の循環が生まれ経済活動が発展します。経済活動によって税金も発生しています。

これはまさに資本主義経済発展につながるのではないでしょうか。

 

この事からも利益を再投資して経済を回す、再投資によってさらにアップデートしていく。これが理想の社会であり、資本主義だと考えます。

 

 

 

 

 

 

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