ラッキーが重なって先進国となった日本。高度経済成長期を考える。

特殊な時代だった高度経済成長期

高度経済成長期はどのようにして起こったか?
歴史を振り返るとラッキーが見事に重なっています。
「運も実力のうち」と言いますが、奇跡的な背景がありました。
戦後の復興に明け暮れる日本、貧困で犯罪が多発します。
顕在化していない事件・事故は多いと聞きます。そんな戦後の日本、周りを見れば特殊な事情が多発しているのがわかります。

どんなラッキーが起こったか

東西冷戦

東西冷戦の時代、アメリカとソ連の関係は冷え込みます。アメリカは仲間を作るために同盟国である日本を保護します。

さらにソ連(社会主義)に対抗して資本主義が一番だと証明するために日本(資本主義)にさまざまな支援をします。それによって日本は経済成長を遂げました。

 

引揚者

敗戦後に海外に在住していた日本人約600万人のうち数百万人(記録なし)が引揚者として帰国しました。そのため急激な人口増加(ベビーブーム)となっています。人口増加=労働力となり、ますます日本経済は発展します。

 

朝鮮特需

1950年朝鮮戦争が起こります。北朝鮮と韓国のどちらが朝鮮半島の覇権を握るかの戦いです。北朝鮮側のソ連、韓国側のアメリカ、代理戦争などとも言われました。

そして朝鮮戦争が日本に恩恵をもたらします。

朝鮮戦争で大量の軍を送り込んだアメリカは当然、武器や軍服などが大量に必要となります。アメリカだけの生産では間に合いません。そこで日本に生産を依頼しました。

その金額は10億ドル、間接効果も合わせると

なんと30億ドル!

当時のレートでは固定相場制で1ドル360円だから・・・

 

東京オリンピック

1964年、アジア初(有色人種初)のオリンピックが東京で開催されました。(開催理由は諸説あります)

世界から人が集まるとあって、道路や新幹線などの交通インフラはもちろん、病院や通信などあらゆる物・事が発展しました。経済効果は当時の価値で1兆円(現在価値では30兆円)だそうです。

 

 

こんな感じで、立て続けに良い事が起こり日本経済は大きく発展しました。

 

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