教えて育む論(守破離編)

教育ブログ

皆さんは学生の時、社会人1年目の時、どのような教育を受けましたか?

想像してみましょう・・

 

多くの人は教育者のイズムを受け継ぐと思います。

しかし、依存的ではただのコピーとなってしまう恐れも!これは視野が狭くなるので非常にもったいないのです。

その根底にあるのが義務教育。

 

今の日本の教育は間違っている!以前、脱義務教育についてぶろ記事を書きましたが、これでは日本の未来は危うい。

しかし、日本には素晴らしい教育の歴史があるのです。

 

今回は日本古来の教育法である「守破離」について論じていきます。

 

ちょっとだけウンチク

「守破離」とは、日本の茶道や武道などの芸道における師弟関係の教育法です。

千利休の訓である利休道歌にある「規矩作法守りつくして破るとも離るるとても本を忘るな」から守破離が誕生しました。

 

師匠からの教えを守ることから教育が始まります。赤ちゃんのように0(ピュアな状態)からインプットし、型を作ります。

守った教えを自分が得た学びや情報・経験を加えて、自分なりにアレンジします。つまり良いものを取り入れアップデートするのです。この頃には自分の型が出来てきます。

自分の型ができたら師匠を離れて、新しいものを生産します。師匠越えです。

本を忘れるな

教えを破り離れたとしても、根源の精神を見失ってはいけないの意です。

教育

 

守破離から見る教育論

手前味噌ですが、教育については多くの人と関わり、学ばせていただきました。

その中で「伸びる人間」「伸びない人間」の差を歴然と感じています。

 

平成初期に話題となったイエスマン(なんでも「はい」と返事をする人)や言われたことを黙々とやるおとなしい人間(当時は良い社員とされていました)はガラスの天井が見えています。

つまり成長も頭打ち。

今の日本経済を見れば一目瞭然です。

 

一方、伸びる人間は守破離を行っています。教えを守って、得たスキルを元に自分の型を作り、巣立っていきます。

箸にも棒にも掛からなかった教え子が、自分の道を見つけ巣立っていく・・こんな嬉しい事はないですよ。

 

 

ポイントは守⇒破への移行

義務教育では答えのあるもを詰め込む作業を繰り返しています。

そうです、正解主義です。

「守」を継続しているのです。これはコスパが非常に悪い。以前、ブログで書いた例題を上げると

Q:コロンブスは何をした人?
A:アメリカ大陸を発見した人

これが「守」、義務教育です。

この問いが「コロンブスがアメリカ大陸を発見していなかったら、どうなっていた?」に変わるとどうなるか?

正解がない問いを自分の学びや経験を掛け算して、新しい知見を「創造」する。

これが「破」です。

「破」を言い換えれば、仮説を検証して論理を飛躍すると言えるでしょう。

 

 

愛される人になれ

最後に「本をわすれるな」について

感謝はとても重要であり、強い力を持っていると感じています。

どんな内容であれ、守の学びを与えてくれた人に感謝する人は自分を見失わない精神を持っています。

また、感謝は回りまわって自分に返ってきます。

 

だって教え子に感謝されたら嬉しいから、自分のネットワークを使ってサポートしたくなるでしょう。
親心ですね。

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